プルースト現象

プルースト現象

プルースト現象

2022-1photography, Graphic & Editorial design

フランスの作家マルセル・プルーストが書いた「失われた時を求めて」という小説の中で、主人公がマドレーヌを紅茶に浸した際、その香りで幼少時代を思い出すシーンがあり、この一節からプルースト現象と呼ばれるようになったと言われています。 匂いは脳のある片隅に潜んでいて、言葉では表現できません。気分を変えたり、人々の思い出を過去の時点に戻したり、長い間失われていた記憶を呼び起こしたり、憂鬱、喜び、ノスタルジアなどの複雑な感情を喚起したりすることができます。写真で匂い・記憶を表現してみたいと考え、匂いを感じられるものや場面の写真で「プルースト現象」という写真集を作りました。

プルースト現象
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